JR九州がバンコクの有名なサービスアパートメントを買収

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JR九州が、海外での不動産事業への参入としてタイ・バンコクにあるサマセットレイクポイントバンコクの2棟を約100億円で買収しました。

買収した会社は、タイにあるJR九州の子会社”タイJR九州ビジネスディベロップメント”でホテルの運営会社として資本金13億円で設立された会社です。まだタイでホテル運営をしていません。

サービスアパートメントとは、長期滞在するビジネスマン向けに建てられたアパートメントで、ホテルに近いサービスを提供しているところもあります。それのため、長期滞在のビジネスマンにとっては便利な施設なので、この買収したサービスアパートメントと言う業態のノウハウを日本へ持ち込むのも視野に入れているようです。

買収したサマセットレイクポイントバンコクは、バンコク中心部に位置しており、32階建と27階建の2棟で429室あります。敷地内には、プールやジムなどの施設が揃っています。このうち1棟を改築して、客単価を上げていくようです。

市内中心部という好立地で、日系企業が多く集まるエリアや歓楽街からも近いので日本のビジネスマンだけでなく多国籍のビジネスマンに重宝される場所だと思います。

JR九州は、今後の展開として、この1軒目だけでなく、2軒目、3軒目と増やしていきたいという話です。

そうなれば日本のサービス(おもてなし)が出来るスタッフや、そのスタッフ育成の教育が可能なマネージャーが必要となってきますので、ホスピタリティーが求められるサービス業に従事可能なスタッフが必要となってきます。今後ますます日本人求人も増えてくるだろうと予想されています。